座金に関するQ&A

座金に関するQ&A

ねじナビ。スタッフパートちゃんが『座金』についての疑問に答えていくよ!

ぼる子
パートちゃん

座金の役割は主に4つあるよ。

  • ネジやボルトの頭が当たる面積を広げて、材料への圧力を分散する(薄い板や木材で引き抜けを防ぐ)
  • 表面のめくれ・塗装剥がれを防ぐ
  • 締め付けのときに座面を平滑にしてトルクと軸力の関係を安定させる(特に軟材や荒れた面で有効)
  • ゆるみ止めの機能を持つタイプだと振動でナットが緩みにくくする

だから「必ず」ではないけど、板が薄い、見た目を守りたい、振動がある、トルク管理が必要──こういう場面では入れたほうが断然安心!


ぼる子
パートちゃん

代表的なのを挙げるね。

  • 平座金(平ワッシャー):一番基本。荷重分散や保護用
  • スプリングワッシャー:ねじの緩みを抑えるために使う。ただし効果は過信しない(他の緩み止めと併用することが多い)
  • 歯付座金(内歯・外歯):ナット側か取り付け面に噛ませて摩擦を増やす。塗装はがれや薄板だと噛み込みに注意

選ぶときは「目的(荷重分散・ゆるみ止め・見た目)」「材質」「ねじサイズ」に合わせて選んでね


ぼる子
パートちゃん

材質選びは使用環境と強度で決めるよ。

屋外や湿気の多い場所、海沿いならステンレス(SUS304やSUS316)が良い。SUS316は塩分に強いから海側でおすすめ。

注意点:異材接触による腐食(ガルバニック腐食)があるから、たとえばステンレスボルトに亜鉛めっき座金を合わせると接触部で腐食が進む可能性がある。できれば同じ系統の材質で揃えるのが無難。あと高強度ボルト(高張力)の下には硬質の座金を使わないと座面が潰れて軸力が落ちることがあるから気をつけてね。


ぼる子
パートちゃん

スプリング(割)座金や歯付座金は確かに緩み抑制の効果があるけど、万能ではないよ。
振動や回転が強い場面では、ナイロンナットやロックタイトのようなねじ止め剤、あるいは二重ナット、トルク管理、またはトルクリミッタ使用などと組み合わせるのが現場の当たり前。
特に高振動・衝撃がある機械では、スプリングワッシャーだけに頼るのは避けた方がいい。歯付座金は噛み込んで効くけど、被締結材が柔らかいと逆に傷つけるから用途を見て選ぶといいよ。


ぼる子
パートちゃん

基本はボルト(ねじ)径に合わせて内径を選ぶよ。
内径がボルトの外径より少し大きい程度で、遊び過ぎないものがいい。
外径(座面)が大きいほど荷重分散効果が上がるから、薄板や木材なら外径の大きい大形座金を使うと安心。
高荷重や繰り返し荷重がかかる箇所は厚めで硬い座金を使う。
ねじのサイズ毎に標準の平ワッシャーセットがあるから、それを基準にしつつ、
薄板→外径を上げる
硬い母材→薄くても良い
と覚えておくと便利。

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